コマンドの機能と使用方法
kill

Solaris FreeBSD Linux
プロセス・ジョブを強制終了

機能

プロセスやジョブを強制終了させる。

形式

kill [signal] [job]
kill -l

オプション

オプション 機能
-l シグナル名の一覧を表示する

代表的なシグナル

番号 シグナル 説明
0 NULL アクセスチェック
1 HUP 終了後再起動
2 INT ユーザーからの強制終了命令(Ctrl+Cキーと同じ)
3 QUIT 端末からの終了命令(Ctrl+\キーと同じ)
4 ILL 不正な命令
5 TRAP トラップの追跡
6 ABRT プロセスの異常終了
7 EMT (不明)
8 FPE 誤りの算術処理
9 KILL プロセスの強制終了
10 BUS メモリオブジェクトが未定義の場所へのアクセス
11 SEGV 無効なメモリ参照
12 SYS 誤りのシステムコール
13 PIPE 読みこまれないパイプへの書き込み
14 ALRM 目覚し時計?
15 TERM 正常な終了動作を行わせて安全に終了

コマンド例

kill -l シグナル名の一覧を表示
kill -TERM 1234 1234番のプロセスを終了
kill -9 1234 1234番のプロセスを強制終了

その他

他人のプロセスを終了させるにはスーパーユーザ権限が必要です。またプロセス番号を知りたいときは、psコマンドを実行します。


関連ページ

ps ・・・プロセス状態の表示
jobs ・・・ジョブの状態を表示
find ・・・どこにあるか分からないファイルを検索
chmod ・・・パーミッション(所有権)の変更
rm ・・・ファイル・ディレクトリを削除
cp ・・・ファイル・ディレクトリをコピー
ls ・・・ファイル・ディレクトリの情報を表示