Windowsの便利な使い方
ディスク操作 → defrag
defrag
ディスクを最適化する
Vista 7 8 10

機能

指定したディスクを分析し、ファイルの断片化(フラグメンテーション)を解消する。

形式

defrag [drive name] (option)



オプション

オプション 説明
-a 分析のみを実行し、簡単な分析レポートを表示する
-c 全てのボリュームを最適化する
-f 空き領域が少なくなると、ボリュームの最適化を強制する
-r 部分的な最適化を実行する
-v 詳細な分析レポートと最適化レポートを表示する
-w サイズに関係なく全てのファイルの断片を結合し、完全な最適化を実行する

コマンド例

defrag c: Cドライブでデフラグを実行する
defrag c: -v -a 詳細な分析レポートと最適化レポートを表示する
defrag c:\dir1\ -a 指定フォルダ以下で分析を実行する

実行例

C:\>defrag c: -v -a
Windows ディスク デフラグ ツール
Copyright (C) 2006 Microsoft Corp.

ボリューム C: SW_Preload の分析レポート

    ボリューム サイズ                           = 144 GB
    クラスタ サイズ                             = 4 KB
    使用領域                                    = 40.80 GB
    空き領域                                    = 103 GB
    空き領域の割合                              = 71 %

ファイルの断片化
    ファイルの断片化の割合                      = 1 %
    移動可能な総ファイル数                      = 119,053
    平均ファイル サイズ                         = 192 KB
    断片化されたファイルの総数                  = 456
    超過断片の総数                              = 1,921
    ファイルあたりの断片の平均                  = 1.01
    移動不可能な総ファイル数                    = 74

空き領域の断片化
    空き領域                                    = 103 GB
    総空き領域の範囲                            = 895
    1 範囲あたりの空き領域の平均                = 118 MB
    空き領域の最大の範囲                        = 54.14 GB

フォルダの断片化
    フォルダの総数                              = 16,190
    断片化されたフォルダ                        = 15
    フォルダの超過断片                          = 28

マスタ ファイル テーブル (MFT) の断片化
    全体の MFT サイズ                           = 118 MB
    MFT レコード数                              = 119,210
    MFT 使用率                                  = 98
    MFT 断片の総数                              = 3

    注意: NTFS ボリューム上では、64MB よりも大きいファイルの断片は、断片化の統計情報に含まれません。

    このボリュームを最適化する必要はありません。

C:\>

その他

デフラグの中断は、[Ctrl] + [C]で可能。


関連ページ

chkdsk ・・・ディスクの状態をチェックする
chkntfs ・・・起動時のディスクチェックを設定する
recover ・・・欠陥ディスクからファイルを回復する
shutdown ・・・シャットダウン・再起動やログオフをする
xcopy ・・・ファイルをディレクトリ構造ごとコピーする