情報化社会という社会
家庭へのパソコン、およびブロードバンド環境の普及は、次々と新しいサービス提供を可能にしてくれました。今まででは考えられなかったようなことができるようになり、日々の生活に非常に便利な「情報化社会」は留まるところを知らずに進んでいくようにみえます。 そういった正の側面がある一方で、当然ながら負の側面も生み出されています。その一つが、個人情報流出の危険でしょう。現在の社会においては一度流れた情報を完全に回収することは難しく、社会的な影響も大きくなります。すでに、個人・企業に関係なく、保護したい情報は何かを考え、それらの情報流出を防ぐためにはどうすればいいのか、考えなければならなくなっていると思います。 実際に、企業でも近年、個人情報の流出事件が多数発生して、社会的に大問題となりました。個人情報保護法が制定され、2005年4月から運用が始まるなど、企業でも情報セキュリティ対策への関心は高まってきています。 と、小難しいことを書いてきましたが、要は便利さの陰には落とし穴があるから、注意しようね、と言うことを言いたかっただけです。そして、ここではその落とし穴の一つになりうる「スパイウェア」について取り上げています。 スパイウェアについては、最近ニュースで話題になるなどして聞いた方も多いとは思います。しかし、それによって引き起こされる問題についてはまだ十分に知られておらず、対応策もほとんど取られていないのが現状ではないでしょうか。 私自身も当初は、スパイウェアに興味を持ったのでぼちぼち調べていただけだったのですが、ある程度まとまりましたので、公開しておきます。訪れてくれた皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。 また、内容についての感想・意見・質問・誤りの指摘などがあれば、こちらまでお願いします。 2005.11.17
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