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マルウェアの分類1

※注意
 これは2005年6月時点の情報です。言葉の定義などについては、月日の経過とともに異なってくる可能性もあります。

<情報収集タイプ>
・スパイウェア
 ユーザーの許可なく、パソコンの利用情報やWebの閲覧履歴の取得などの情報収集を行い、第三者に勝手に送信します。

・キーロガー
 キーボードの操作を記録するもの。入力した文字が記録され、プログラムによってはそれらを第三者に送信します。

<設定変更タイプ>
・ハイジャッカー
 あるソフトを乗っ取り、設定を勝手に変更します。ブラウザーを乗っ取って、ホームページの変更や信頼ゾーンの変更をしてしまうなどの行為を行います。

・ダイアラー
 ダイアルアップの接続先を意図的に変更し、特定の業者に接続させようと設定を書き換えます。


<破壊タイプ>
・ウイルス
 第一に自己の複製を目的とするプログラムですが、ソフトウェアやデータなどに損害を与えるものもあります。

・ワーム
 自己増殖する悪意のあるコードで、ネットワークやローカルシステムのリソースを消費します。

・トロイの木馬
 バックドアなどのセキュリティホールを作ったり、セキュリティホールをふさがせないようにします。

・マクロウイルス
 ウイルスの一種だが、ワープロ文書などに埋め込まれて自動実行される「マクロ」と呼ばれる仕組みを悪用しています。


※プログラムの大部分はWindows環境のみで機能します。バックグラウンドで動作するため、インストールされていることに気付きにくく、リソースを消費するためシステムを不安定にさせる要因となることも多いです。