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対策方法1(感染防止編)

 スパイウェアへの対策はどうすればいいのでしょうか。今回は、未然に防ぐ「感染防止編」と、もしも感染してしまったときのための「駆除編」に分けて説明していきたいと思います。

 まずはフツーのユーザーが感染防止のためにできることについてです。

・ファイアーウォール(FW)の導入

 まずはファイアーウォールを導入しましょう。大規模なネットワークを組んでいる人はネットワーク用のでもいいですし、普通のパソコンユーザーだったらノートンでもシマンテックでも、お気に入りのものでかまいません。

 最近は、こういったファイアーウォール製品にも、スパイウェアへの対策機能がついてくるようになりました。


・セキュリティソフトのアップグレードをこまめに行う

 製品によっては、かなりの頻度でアップグレードが行われることがあります。これを怠ると、いくらセキュリティソフトを導入していても、感染してしまいます。


・使わないソフトをむやみにインストールしない。

 いくらファイアーウォールをしっかり準備しても、人の手によって持ち込まれてしまうこともあります。使わないソフトでもタダだと思うと、何かとインストールしてしまいがちですが、中にはスパイウェアが一緒にインストールされてしまうものもあります。

 また、パソコンの管理権限をしっかりとしておかないと、管理者の知らないうちにソフトウェアがインストールされていた、なんてことも起こりかねません。


 いくら先端の技術を導入しても、最後は使う人次第、という当たり前のことです。