感染経路

 スパイウェアの感染経路については、ウイルスと同様にさまざまな方法が考えられますが、以下に代表的な例を記します。

 なお、下記内容については必ず問題がおきるわけではなく、あくまでも危険性があるので注意したほうがいい、ということです。普段から意識していれば、特に問題にすることもないでしょう。

・フリーウェアからの感染
 フリーウェアをインストールする際に、一緒にインストールされることがあります。多くの場合、フリーウェアをインストールする際に出てくる(みんな読もうとしない)使用許諾に併記されていることが多いです。場合によっては、オプションを選択すると、一緒にインストールされることもあります。

 対策としては、利用許諾をよく読む、くらいしかないのですが、むやみにフリーウェアだからといってインストールしない心構えを持つことは重要です。


・ActiveXからの感染
 代表的なブラウザである、インターネットエクスプローラー(IE)のActiveXを使ってインストールを行います。IEのセキュリティ設定が低いと、悪意あるWebサイトを表示しただけで、確認が面なしで自動でスパイウェアがインストールされます。

 悪意あるActiveXの実行がいったん許可されると、ほぼどんなことでも可能になってしまうので、信頼できるところ以外からのActiveXはインストールしないなどの対策が必要です。


・セキュリティホールからの感染
 IEのセキュリティホールを放置しておくと、そこからスパイウェアがインストールされます。Windows Updateをはじめ、ソフトウェアのアップデートを定期的に行うなどの対策が必要です。