Spy Block Act

正式名称:Software Principles Yielding Better Levels of Consumer Knowledge
通称:Spy Block Act

【Spy Block Act法案とは】
 Spy Act法案とは別に、上院で審議されていた法案です。コンラッド・バーンズ上院議員(共和・モンタナ州)が起草しました。

 この法律では、ソフトウェアをダウンロードする前に、消費者にソフトの名称と概略についてや、どんな情報が収集されるかを明示することを義務付けていました。また、その通告はインストールに同意するかしないかを選ぶ時点までコンピュータの画面上に表示しなければならないことになっていました。

 加えて、業者の情報を利用者に提示し、収集した情報の利用目的も開示する必要もありました。

 さらにスパイウェア対策企業が、スパイウェアのベンダーから正当な理由なしで不法行為や名誉棄損で訴えられることから保護するされるようにも規定しています。

 上院の委員会で審議されていましたが、本会議では処理されませんでした。その後Spy Act法案と一本化される形で、現在は無くなっています。

【主な禁止事項】
Spy Act法案に加えて、
・インストール時に適切な通知を行わない
・アンインストールできる機能がない
などが禁止事項としてあげられています。


【過去の経緯】
2004.09.22 上院の商務委員会で可決。
上院本会議で415:0で可決

会期終了に伴って、自動的に廃案へ。

2005.03.20 上院に再提出


【法案番号】
S. 687