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冬旅2日目 - 小倉~宮島~広島~鳥取
2004年12月11日

 今日の朝は5時起き。寝ぼけ眼で肌寒い中、九州に上陸した。と言っても、真っ暗で何も見えない。薄暗い待合所の自販機で温かい飲み物を買って、しばし休憩。

 とりあえず、始発電車に乗り遅れないように、勘で小倉駅に向かうことにする。駅までは余裕をみて、徒歩10分ってところ。埠頭にはタクシーが並んでいたけれど、乗らないと分かってどっかに走り去っていった。道中ではバスの営業所だけが、ほのかにあかりを灯していた。

 下関行きに乗って、早すぎる九州とのお別れだ。ほんの一瞬の九州・・・。そして関門海峡の通過。九州には1時間もいなかったな・・・。

 そして今度は山陽の鉄路をひたすら東へ。山陽本線、途中では海も見えたりして、けっこうきれいだ。だけどこれまでの寝不足がたたり、車中でうとうとしてた。

 宮島口駅には9:30に到着。眠い中を、船で宮島まで渡る。ここは唯一の青春18きっぷが使える航路。といっても、10分ほどだけど。

 宮島ではもちろん、厳島神社に行く。それにしても、野生のシカが多い。桟橋前とかにも普通にいるし、観光客慣れしている。

 そして自分は、島内地図をシカに奪われた・・・。そんなの食べてもまずいと思うけどなぁ・・・。

 時間的に干潮ではなかったので、大鳥居のふもとまでは行けず。少し残念だ。それにしても宮島は厳島神社が有名だけど、島全体も美しいところ。

 桟橋前の食堂でご飯を食べたあと、船で宮島口まで戻って、いよいよ広島市内へと向かう。宮島口から広島までは広島電鉄の路面電車でのんびり。広島から宮島口までは、JRの快速だと23分だけど、路面電車だと1時間以上。

 それはさておき、まずは原爆ドーム前で下車。広島平和記念公園をぐるりと巡る。もちろん、平和記念資料館も。思っていたよりもなかなか広い。そして、いたるところにいろいろな碑がたっていた。

 でも、ドームは思ったよりも小さかった。そして資料館では2時間以上いることになってしまった。

 それにしても、なんかのツアー客の団体、35分後には再び集合だそうで。彼らはそんな時間だけで、そこで何を見るんだろうか。

 まあ、その後は広島市内でお食事。やっぱり広島来たからには、広島焼きを。本当は生牡蠣とかもいただきたかったけど、それはまたの機会にする。今回はおいしかった広島焼きで満足。

 路面電車を乗ったり降りたり、街中を適当にほっつき歩く。驚いたのが電車の本数、本当に多い・・・。JR広島駅行きとかだと、2分間隔くらいで来るし。信号待っていると、次のが来る感じ。

 そして、JR広島駅17時22分発の快速で、鳥取に向かって出発。あたりは既に闇だ。広島を出た後、糸崎で乗り換えて、岡山経由で上郡まで。これで瀬戸内海をぐるりと一週。

 上郡では2分で鳥取行き特急に接続する。これが今回で一番の冷や冷やどころ。岡山過ぎてからは、常に時刻表と睨めっこで一喜一憂してた・・・。ま、無事に乗り換えられ、智頭急行内だけ特急を利用。と言っても、鳥取行きの最終電車だけど。

 そして、智頭で待ち合わせていた普通電車に乗り換え。とことん18きっぷ旅。無事に鳥取に着けそうなので、うつらうつら・・・。心地よい揺れと車内の暖房が眠気を助長する・・・。

 鳥取到着は22:44定刻通り。智頭急行を使わないで別ルートで行くと、0:46鳥取着だから、2時間の時間節約だ。そう思えば特急料金込みで1670円は安いもの。

 街は真っ暗、と言うほどではないにしても、人がいない・・・。ここでも勘を頼りに、予約していた宿に入る。さすがに今日は疲れていそうだと思ったので、出発前に宿は予約。

 それでも、ホテルで荷ほどきして、鳥取温泉へ。この辺の大衆浴場は銭湯形式だけど、シャワーからも温泉が出るという。もちろんかけ流しで、24時までやっていたから終了間際までいる。

 そして自然と、温泉後は笑笑へ。居酒屋チェーンのいいところは、知らない土地で飲む時でも安心できるところ。均一化がもたらしてくれる恩恵の一つ。ビールをジョッキでみんな2杯ずつ。ホテルに帰ったらさすがに疲れて、明日早朝の準備だけ・・・。

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